温活の飲み物には豆乳?妊活にも効果的な飲み物や食べ物、温活方法とは
平熱(基礎体温)が低い人は免疫力も低く、ウィルスに感染したり、癌にもなりやすいそうです。新型コロナウィルスの感染リスクを下げるためにも、平熱が低めの人は温活で基礎体温を上げましょう。妊活にも良いと言われている温活の方法や、温活に効果的な飲み物や食べ物などもご紹介します。
目次
温活とは
温活とは、低い平熱(基礎体温)を適正な体温まで上げ、健康を維持するための免疫力を高める活動のことです。
私も子供の頃はずっと36.2度だった体温が、10年くらい前から下がり、今では35度の半ばくらいしかありません。現代人は基礎体温が0.5~1.0度ほど低い傾向があるそうです。
身近にできる温活方法も調べてみましたので、一緒に基礎体温を上げてきましょう!
免疫力を上げよ!
基礎体温が低いと冷え症になり、体が冷えることによって様々な不調を来します。女性だと生理痛の原因にもなるようです。
また、基礎体温が低いと免疫力が下がり、ウィルス感染やがん細胞の発生リスクが上がるそうです。最近では新型コロナウィルスが猛威を奮っているだけに、免疫力は上げておきたいところですよね。
ちなみに、体温が1度低いと、免疫力は30%も低下するとか。恐ろしい!
基礎体温が低いと太りやすい?
実は基礎体温と代謝とには、深い関係があります。
体温が1度低いと、代謝が10~20%低下します。つまり、脂肪の燃焼率が下がるため、痩せにくい体質となるわけです。
同じ量を食べても、平熱が高い人に比べ、太りやすいということです。
これはもう、基礎体温を上げるしかないでしょ!
ベストな平熱(基礎体温)はどれくらい?
では、健康に適した基礎体温はどれくらいなのでしょうか。
適度な体温は、36.5~37.0度くらいと言われています。
自分の中では37度になると微熱があるという印象でしたが、平熱がこれくらいでもいいのですね。ちょっとびっくり!
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)
ナチュラルキラー細胞という言葉を聞いたことありますか?NK細胞とも言われたりしています。
免疫力が高い人の体の中には、免疫細胞がたくさんあるそうで、ナチュラルキラー細胞も免疫細胞の一種です。
中でもこのナチュラルキラー細胞は、「がん」や「ウイルス」をやっつけてくれるものということで注目を浴びています。
このNK細胞は、36.5度以上になると活発に働きだします。
つまり、基礎体温と免疫力との相関関係は、このことからも伺えるわけですね。
そうとなったら、何としてでも基礎体温を36.5度以上に持っていかなくては!
妊活とも相性の良い温活
温活は妊活とも相性が良いと言われています。
健康的な基礎体温のキープは、体全体の状態を整えますから、これから妊活をされる方にも、妊婦さんにも良いことは言うまでもないでしょう。
お腹の中の赤ちゃんのためにも、お母さんの体が健やかであることは良いことです。
基礎体温の低い方は、妊活の一環として温活を取り入れてみると良いと思います。
身近にできる温活の4つの方法
ということで、基礎体温上げるためには、温活をしていく必要があります。
ここでは簡単な4つの温活方法をご紹介します。
湯船に浸かる
入浴時はシャワーだけでなく、湯船に浸かります。
その際、熱い湯に入るのではなく、40度程度のぬるめのお湯に15分から20分程度浸かります。目安は、薄っすらとひたいに汗を掻く程度。
よく半身浴のすすめがありますが、温活が目的で保温性と血行促進を図るためには、半身浴ではなく全身浴がいいでしょう。
また、保温や保湿効果のある入浴剤の使用もおすすめです。
白湯を飲む
白湯とは、水を火にかけて10~15分ほど沸騰させ、それを飲める程度の温度(50~60℃)にまで冷ましたものです。
一度に飲む量は、100~200ml程度とします。たくさん飲むと逆効果にもなるので、気をつけて。
飲むタイミングは次の3つを目安に。
- 朝起きたとき
- 食前
- 就寝前
内蔵温度を高め、体の中から体を温めます。
軽度な運動をする
適度な運動は、新陳代謝を促したり、ストレスの解消にもつながり、体のバランスを整えます。
体のバランスが整うことで、血流が良くなり、隅々まで血がめぐることで、体の冷えを抑えます。
この場合の軽度な運動とは、ウォーキングやヨガ、ストレッチなどで、気軽に継続的できる運動が良いでしょう。筋肉への適度な刺激を意識して体を動こあすのがポイントです。
私の知り合いの中にひどい冷え性の人いましたが、その方はヨガを始めたことで、すっかり基礎体温が上がり冷え性が改善されましたよ。
腹巻きをする
寝るときに腹巻きをします。腹巻きすることで内蔵を冷やさないようにするのが目的です。
内蔵を温めると体全体に血が巡るので、冷え性対策になります
温活効果の高い食事
続いて、温活に効果のある食事についてのご紹介です。上で紹介した温活方法と併せて、食事にも意識することで温活効果を上げましょう。
飲み物
温活効果の高い飲み物には以下のものがあります。
- 白湯
- 豆乳
- 生姜湯
- 甘酒
体を冷やす飲み物として、
- カフェィンが含まれている飲み物
- 冷たいもの
が上げられます。
コーヒーなどカフェインが含まれるものはデカフェ(ノンカフェイン)のものを選ぶなど工夫をしましょう。
また、水は夏場でも常温のものを。
食べ物
続いて、温活効果の高い食べ物がこちらです。
- シナモン
- 生姜
- カボチャ
- カリフラワー
- ねぎ
- ゴボウ
- ニンジン
- レンコン
- リンゴ
- さくらんぼ
- トウガラシ
- 山芋
- カブ
- 鮭
- まぐろ
- かつお
- サバ
- 「陽」タイプの薬膳
上記の食材を含んだ豆乳鍋や薬膳鍋などはおすすめ。
逆に、トマトやナス、キュウリなどの夏野菜は体を冷やす効果があります。
夏バテ対策には効果的な食材ですが、冬場の温活には不向きな野菜といえるでしょう。