【動画あり】スーツケースのキャスターゴムが劣化で壊れたので自分で修理してみた

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愛用のスーツケース(キャリーバッグ)のキャスターが壊れました。まだ10回程度しか使用しておらず、まだまだ使おうと思っているのに…。どうやらタイヤのゴムが加水分解かなにかで、劣化し壊れたようです。

修理店に出そうとしたのですが、調べてみたら意外と修理料金が高んですよね。なので、自分で修理に挑戦してみました。思ったよりも簡単だったので、多少手先が器用な方なら問題なく交換可能だと思います。

部品代など修理にかかった金額や時間などもお伝えします。最後に動画も貼っておきますので、ぜひ自分でスーツケースのキャスター修理にチャレンジしてみてください!

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スーツケースのキャスターが劣化で壊れた

先日、旅行の帰りにスーツケースのキャスターの動きが悪い(ガタガタする)ので、おかしいなと思ってよく見たら、キャスターのタイヤのゴムが劣化して破損していました。

そんなにまだ使っていないのに壊れたのかとちょっとショックでしたが、修理してまだ使おうと思ったので、近所の修理店(ミスター◯ニット)で料金を調べてみると、税込み2750円と修理代が微妙に高いんです。しかもタイヤ交換1箇所で。

壊れたのは1箇所ですが、1箇所だけ交換したら、なんとなく変な傾きとかでてきそう。かといって2箇所交換したら5500円と、更に微妙な金額に。

そもそもそんなに高いスーツケースじゃないから、だったら一層のこと…、なんて考えちゃいますよね。これじゃエコじゃないからイカンイカン。

そこで自分で修理できないものかと調べてみたら、修理用の部品が売っているじゃないですか!

ということでダメ元で、部品を注文してみました。

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キャスターの部品が届いた

アマゾンで注文して、翌日には部品が届きました。

注文した部品がこちらです。

>スーツケース用キャスター交換 タイヤ修理用 静音シリーズ 直径50mm 幅18mm 4個セット

ちなみにタイヤは4個入っていて、送料込みで1200円弱でした。今回セットで2箇所交換しても、もう一回分修理ができます(笑)。そう考えるとかなり安いですよね。

では早速、分解していきましょう。

壊れたスーツケースのキャスターを外す

まずは作業しやすいように、壊れたキャスターをスーツケースから外します。そのために、スーツケースの内側の布のチャックを開け、キャスターの取付部を確認します。

ネジが布にこすれて破れなよう、マスキングテープが貼ってありますね。それを剥がすと、ネジ部が見えてきます。

プラスのネジ4つを外すと、キャスターは簡単に外れます。

ご覧のように車輪のゴムが加水分解かなにかで割れています。

雨の日とか、濡れた地面の上もゴロゴロと引っ張りますから、そりゃあ壊れますよね。これはもう強度とか耐久性の問題ではなく、消耗パーツと考えたほうが良さそうです。

タイヤを交換するうえで、本来ならキャスターの軸をノコギリで切断します。これがけっこう大変らしいです。

私は電動ドリル(電動ドライバーにドリルの刃をセット)を使い、タイヤの軸のカシメ(リベット)部分を壊していきました。

おりゃおりゃ~!

こんにゃろめ~!

取れました^^。

そのあと、金槌とセンターポンチを使って、軸を抜き取ります。

軸も抜け、キャスターからタイヤが外れました。うーん、汚い…。ちなみに、この方法だととても簡単で、1つ外すのに約5分程度です。

片側だけ交換だとバランスが悪くなるといけないので、今回はスーツケースの長辺の2つをセットで交換します。

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タイヤのサイズを測って組み付け

今回、自分で修理するにあたり、一番気になっていたのが、タイヤの幅です。

アマゾンではいくつもキャスターの部品が売られていたのですが、自分のスーツケースのキャスター幅に収まるかどうかは、ものによってギリギリな感じでした。

他に購入しようとしたキャスター部品があったのですが、タイヤのセンターの金属部分が干渉してしまうと、タイヤの回転が悪くなるのではないかと思い、なるべくタイヤのセンターの軸受部分がタイヤ幅から飛び出ていないものを選びました。

それと、もともと付いていたタイヤの経より大きいと、キャスターのカバーの部分に干渉してしまい、これまた使い物になりません。なので、タイヤの経を測るときも正確に測るよう注意しました。

届いたタイヤは、もともと付いていたタイヤと種類の違うものですが、滑りは新たに取り付けるものの方が良さそうです。

一応、取説を見ながら仮組みをしてみました。

軸は長さの異なるものが2タイプ入っていました。短いほうだとどうも長さ語りなさそうなので長い方で取り付けてみると、それでもなんだか軸が短い感じで、タイヤがうまく回りません…。

なので、ワッシャーを外して再度取り付けてみたところ、バッチリでした!

もう片方も同様に長い軸&ワッシャーなしで取り付けてみると、若干ですが軸の部分が長くガタつきがあります。この辺は中国製?なのか、軸の長さが微妙に違うのでしょうね。

軸を少しだけ削るということも考えましたが、金属なため大変なので、片側だけワッシャーをつはめることで対応しました。

これでこちらもバッチリ、ガタはありません。

あとは元のとおりに、スーツケースにキャスターを取り付けたら完成です。

上の2つが今回交換した新しいタイヤです。もともと付いていたタイヤと異なり、接地面が丸くなっています。

分解より組付けのほうが、何倍も簡単でした!

修理完了!

実際に転がしてみましたが、タイヤの種類は違うものの、2つセットで交換したので変なガタツキもなく高さのバランスもまるで気になりません。

そのうえ動きも、これまで以上に超スムース!(右側が新しいタイヤ)

これで修理完了です。やったぁ!

お金も浮いたうえに、仕上がりも予想以上に良かったので大満足!しかも、また壊れても、もう回分の部品のストックもあります(笑)。

タイヤを外すのがちょっと大変ですが、その他はタイヤのサイズさえ間違わなければ、特に難しい作業ではありません。

ただ、電動ドリルを持っていないという人は、軸を切るノコギリを用意するか、簡易的なノコギリがセットになったものを購入されることをおすすめします。

この記事を読んで、できそうだなと感じた方は、ぜひ自分で修理に挑戦してみてください。くれぐれもケガには気をつけて作業してくださいね。

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