映画『トランスポーター1』主人公の愛車はBMW?愛用の腕時計や中国人ヒロインのライとのその後など

※広告

シリーズ最初の映画『トランスポーター』(以降、「トランスポーター1」と表記します)における主人公フランク・マーティンの愛車は、アウディではなくBMWだったというのは本当?また、特徴的なデザインの主人公愛用の腕時計はどこのメーカーのものか。中国人ヒロインのライ役の女優の経歴や、その後のフランクとライとの関係、その他の主な登場人物についてなど、トランスポーター1で気になったことについて調べてみました。

トランスポーター1では主人公の愛車はBMWだった!

映画『トランスポーター1』(原題: The Transporter、2002年公開)では、主人公フランク・マーティン(演:ジェイソン・ステイサム)の愛車はBMW7シリーズ(E38型 735i)でした。

この車はフランクがプロの運び屋としての仕事を遂行する際に使用し、高い機動力とカスタマイズされた仕様で印象的なアクションシーンを生み出しました。特に、映画の序盤ではフランクが巧みな運転技術を駆使し、警察の追跡を振り切る場面が描かれており、そのパフォーマンスは観客に強いインパクトを与えました。

BMW735iは、当時のBMWのフラッグシップモデルの1つであり、3.5リッターV8エンジンを搭載舌モデルで、高い走行性能と洗練されたデザインが特徴です。

映画ではフランクが自分の愛車に独自のルールを設け、そのルールに従いながらもトラブルに巻き込まれるストーリーが展開されます。特に、荷物の確認をしないというルールが事件の発端となる点も注目されます。

しかし、続編となる『トランスポーター2』では、BMW735iに変わってアウディA8(D3)が使用されるようになります。アウディA8もBMW735iと同様、ドイツの高級セダンです。

日本では、アウディよりもメルセデスやBMWの方が高級車として認知されていますが、欧米ではアウディこそがドイツ車の中では最も優れていると言う見方をされている麺もあり、ハリウッド俳優たちもメルセデス、BMW、アウディの3メーカーの中だと、アウディを愛車とする人が多いようです。

また、アウディA8(D3)はBMW735iと異なり、4WDの車なので、悪路等を激走する車としては、BMW735iよりアウディA8の方が、フランクの愛車としてのイメージにマッチしていたというのもあるのかもしれません。

フランク・マーティンが身につけている腕時計

フランク・マーティンが劇中で身につけている腕時計は、「パネライ ルミノール(Panerai Luminor)」シリーズの1つとされています。この時計は耐久性が高く、プロフェッショナルな印象を与えるデザインが特徴で、フランクのキャラクターにもぴったりなアイテムです。

パネライ ルミノールは、イタリア海軍の要請を受けて開発された歴史を持ち、頑丈なケースと視認性の高いダイヤルが特徴です。特に、防水性が高く、50メートル以上の水深にも耐えられる仕様は、アクション映画の主人公として戦うフランクにとって実用的な選択肢となっています。

映画内では、フランクが時計を何度も確認するシーンがあり、彼の正確さや計画性を象徴するアイテムとしても機能しています。また、ルミノール特有の大きなリューズプロテクターがアクションシーンでも際立ち、耐久性の高い構造が激しい戦闘や運転中にも壊れることなく機能し続ける様子が描かれています。

トランスポーター1の登場人物と役者について

トランスポーター1の主な登場人物と役者は次のとおりです。

フランク・マーティン(Frank Martin)

演:ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)
元特殊部隊員であり、プロの運び屋として活動。ルールを徹底することで危険を回避するが、ライとの出会いによってその信念が試される。

ライ・クワイ(Lai Kwai)
演:スー・チー(Shu Qi)
中国系犯罪組織のボスの娘。人身売買の犠牲者でありながら強い意志を持ち、フランクと共に脱出を図る。

ウォール・ストリート(Wall Street)
演:マット・シュルツ(Matt Schulze)
フランクと対立する犯罪組織のメンバー。冷酷で残忍な性格であり、ライを巡る争いに深く関与する。

タルコーニ警部(Inspector Tarconi
演:フランソワ・ベルレアン(Francois Berleand)
フランス警察の警部であり、フランクを追うが、次第に彼の正義感を理解し協力する。

ミスター・クワイ(Mr. Kwai)
演:リック・ヤン(Ric Young)
ライの父親であり、中国系犯罪組織のリーダー。娘の安全よりも組織の利益を優先し、フランクの行動を妨害する。

ボス(The Boss)
演:ディディエ・サン・ムラン(Didier Saint Melin)
フランクに仕事を依頼した黒幕的存在。裏社会で強い影響力を持ち、フランクに対して容赦のない攻撃を仕掛ける。

パイロット(The Pilot)
演:ヴァンサン・ネメス(Vincent Nemeth)
組織の密輸活動を担うパイロット。フランクの逃走を阻止しようとする。

ニュースキャスター(News Reporter)
演:アドリアン・デアルネル(Adrien de Van)
フランクが関与する事件を報道するジャーナリスト。物語の背景を補完する役割を果たす。

また、映画にはその他の脇役や敵役も登場し、それぞれの立場で物語を盛り上げている。

トランスポーター1の吹き替え声優

日本語吹き替え版では、以下の声優陣が担当しています。

フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム):大塚明夫
ライ・クワイ(スー・チー):根谷美智子
タルコーニ警部(フランソワ・ベルレアン):小島敏彦
ウォール・ストリート(マット・シュルツ):西凜太朗
ミスター・クワイ(リック・ヤン)後藤哲夫

中国人ヒロインのライとのその後は?

注意※ネタバレあり

『トランスポーター1』のラストで、ライ・クワイの手により彼女の父ミスター・クワイは殺され、フランク・マーティンとライ・クワイは無事助かり、事件も解決します。ライはフランクの助けによって自由を手に入れ、危険な環境から抜け出すことができました。

しかし、彼女の今後の生活やフランクとの関係については、映画では明確に描かれてはいません。

シリーズの続編である『トランスポーター2』『トランスポーター3』にはライは登場せず、その後の彼女の運命については映画内では明かされていません。

その後の彼女がアメリカやヨーロッパのどこかで新しい生活をスタートさせた可能性はあるとは考えられますが、フランクとの関係がどうなったのかについては詳細不明。彼女が感謝の気持ちを抱き続けていることは確かでしょうけれど。

続編で見られる別のヒロインとの関係性からすると、フランクとライの関係はそう長く続かなかったことが想像されます。

『トランスポーター』シリーズの世界観では、過去のキャラクターが新たな立場で登場することもあり得るため、ライが後の作品でフランクの味方や新たな依頼人などとして関わるシナリオもないとはいえませんが、現状トランスポーターはシリーズ4でストップしており、トランスポーター5の制作は予定されていないようなので、当羽状する可能性は限りなく低い気もします。

Amazonプライム・ビデオで『トランスポーター』のシリーズ全てが視聴可能

最後に

フランクがBMW735iに乗って登場する冒頭シーンは非常にクールでかっこよく、とてもインパクトのあるものでした。

しかしその後の愛車となるアウディA8に変わってみると、その車の性能から言っても、よりフランクの愛車にふさわしいと感じてしまいます。

どちらもよく似たシルエットの車で、共にブラックの高級大型セダンということもあり、クールなイメージはバッチリです。そのうえ美女からもモテる(笑)というから、最高ですよね。

キザではなく、どこかストイックな雰囲気は、6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグとも通じるような気もします。

ヒロインであるライ・クワイ役のスー・チーは、飛び切りの美人というわけではありませんが、唇が大きくてどこかファニーな印象のある個性的でチャーミングな女優だと思います。

そして、あどけない顔つきのわりに、背も高くとてもスタイルがいいです。一見フランクとは対象的な二人ですが、意外とお似合いな良いカップルだと思いました。

スポンサーリンク

よかったらシェアしてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です