映画『天気の子』の主題歌が気になる!歌っているのは誰?

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2019年夏公開の新海誠監督の映画『天気の子』。大ヒットした前作『君の名は。』から3年ぶりの作品です。ストーリーもさることながら、主題歌や声優陣も気になりますね。また、『君の名は。』のあの人がちらりと出てきたり、気になるシーンがあちこちに。ではまず、主なあらすじからいきましょう。ネタバレ要素が含まれますので、知りたくない方は映画を観たあとに読んでくださいね。

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映画『天気の子』の主なあらすじ

キャッチコピーは「これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語」。うーん、なんとも意味深なこのキャッチコピー。でもこれって、新海誠作品の共通のキャッチコピーのようにも思えます。つまり、深海ファンが好きなテーマってことですね。

でははじめに、あらすじを軽くさらってみましょう。

時は2021年(令和3年)の夏、伊豆諸島から家出してきた高校1年生の森嶋帆高(もりしまほだか)は、フェリーで東京へとやってきた。初めはネットカフェで暮らすも金銭が底を尽き、フェリーで知り合った須賀圭介(すがけいすけ)を頼り、圭介が姪の夏美と営む弱小編プロで住み込みバイトを始める。

この頃、東京は異常気象でずっと雨続きだった。一時的に晴れ間を呼ぶ事ができる「100%の晴れ女」がいるとの都市伝説が流れていたなか、ある事件をきっかけに帆高はその伝説の晴れ女、天野陽菜(あまのひな)と出会う。

陽菜は小学生の弟の凪(なぎ)と貧しいふたり暮らしをしていた。それを知った帆高は、「晴れ女」を商売にすることを思いつき、ネットで事業を始めるものの、あるきっかけで依頼が殺到し休業に追いやられる。

その間、帆高は家族より捜索届が出され、圭介のところへは帆高を探しに刑事がやってくる。また、陽菜のところには児童相談所がやってきて、帆高、陽菜、凪の3人はバラバラに引き離されそうになり、三人は逃走することに。

東京はさらに異常気象が激しくなり、夏なのに外気温は冬並に。3人は逃走を続けるが、能力の代償として陽菜の身体が透明になりはじめたことに気づく。言い伝えにあったように陽菜が人柱となることで異常気象は収拾し、東京は晴れ間を取り戻す。

そして、帆高は警察署へ、凪は児童相談所へ送られるも、それぞれが脱走を図り、かつて陽菜が晴れ女の力を授かった神社へと向かおうとする。圭介や夏美、凪の助けにより、警察の追ってから逃れ、なんとか神社にたどり着いた帆高。すると帆高の体は空の上へと運び去られ、雲の上に囚われていた陽菜を救いだす。穂高と陽菜が再び地上に戻ると、東京は豪雨となり、以後3年に渡り雨が降り続ける。そのせいで、荒川や江戸川の周辺は水没していく。結局、穂高は警察に保護され、神津島に連れ戻されるも、大学進学と共に再び上京する。そして、そこで陽菜との3年ぶりの再会を果たす…。

ざっくりと、あらすじ紹介でした。

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主題歌を歌うのはこの人たち

では次に、気になる『天気の子』の主題歌を歌っているアーティストについてです。この声を聴けば、新海誠ファンならずとも、もうお分かりですね。そうです。主題歌を歌っているのはRADWIMPSです。

ちなみに、ボーカル入りの主題歌はこちらの5曲です。

・愛にできることはまだあるかい
・グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子
・風たちの声 (Movie edit)
・祝祭 (Movie edit) feat.三浦透子
・大丈夫 (Movie edit)

と、ここでお気づきだと思いますが、5曲のうち2曲はRADWIMPSのボーカル野田洋次郎ではなく、三浦透子(みうらとうこ)という女性が歌っているものがあります。

彼女はミュージシャンと言うよりも女優さんです。ところが、野田洋次郎氏の「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」との発案から、オーディションを経てボーカルに起用されました。

野田氏曰く、「三浦さんの声は発せられた瞬間に、どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持っていました」とのこと。そんな人気ミュージシャンお墨付きの三浦透子さん、女優意外にもボーカリストとして、今後活躍されるかもしれませんね。

新海誠監督とRADWINPSの甘い関係

『君の名は。』に引き続き、主題歌に起用されたRADWINPS。今回の『天気の子』では、前作以上にストーリー展開を決める話し合いに野田洋次郎氏は参加したそうで、音楽監督も担当しています。

今回はさらにディープに作品に関わったわけですが、前作で新海誠監督の相当深い信頼関係を築いたのでしょうね。もちろん野田氏も深海作品の世界観に強く共鳴していることでしょう。そうなると、次回作も!と、思わず期待がかかります。

クリエイターはお互い仕事しやすい人を見つけると、チームのように同じメンバーで仕事をする傾向があります。となると、しばらく新海監督とRADWIMPSの甘い関係は続くかもしれませんね。

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『天気の子』の気になる声優たち

『天気の子』の各キャラクターの声優たちをご紹介します。

ジブリ作品もそうですが、新海作品も声優に役者を使うケースが多いです。これはアニメファンからすると不満の声も多いようですね。個人的には特に意見はありませんが、やはりアニメファンにとって声優は神に近い存在だけに、芸能人ではなく専門の人にやってほしいのでしょう。彼らにとっては聖域ですからね。気持ちとしては、分からなくもないです。

左側が登場人物で、右側が声を担当した方です。じっくりと上から見ていってください。あることに気づきませんか?

・森嶋帆高 醍醐虎汰
・天野陽菜 森七菜
・須賀圭介 小栗旬
・須賀夏美 本田翼
・立花冨美 倍賞千恵子
・天野凪 吉柳咲良
・安井刑事 平泉成
・高井刑事 梶裕貴
・立花瀧 神木隆之介
・宮水三葉 上白石萌音
・カナ 花澤香菜
・アヤネ 佐倉綾音
・佐々木巡査 市ノ瀬加那
・スカウトマン木村 木村良平
・勅使河原克彦 成田凌
・名取早耶香 悠木碧
・宮水四葉 谷花音

『天気の子』を実際に観た人はもちろん、この声優リストを見ても、あることに気づきますよね!

そうです!あの人達がいるのです。

『天気の子』に『君の名は。』の四葉たちがいる?

もう気づきましたよね(笑)?

そうです。『天気の子』に『君の名は。』の瀧君や三葉に四葉、三葉の親友のサヤちんや同級生のテッシーまでも登場するのです。劇中では瀧君と三葉はニアミスするも会うに至らず。この時は2021年の夏。そして、二人が『君の名は。』で会うのが2022年の春。そうなんです、この2つの作品の世界観はしっかりとつながっており、故に辻褄が合っているのです。

登場人物がちょっとずつつながっている、こういう細かい設定って嬉しいですね。まるで監督からサプライズをも頂いたような気分です。憎いなぁ、新海監督。

これまでの新海誠作品について

これまでもいくつか作品をリリースしてきた新海誠監督ですが、この『天気の子』は劇場用アニメーション映画としては7作目にあたります。今回の『天気の子』ではじめて新海ワールドに触れた人もいるでしょうし、前回のヒット作『君の名は。』でハマった人もいるでしょう。

ここで、新海誠監督のこれまでの映画作品をおさらいしてみましょう。

・『ほしのこえ The voices of a distant star』
2002年2月2日公開。25分

・『雲のむこう、約束の場所 The place promised in our early days』
2004年11月20日公開。91分

・『秒速5センチメートル a chain of short stories about their distance』
2007年3月3日公開。63分

・『星を追う子ども Children who Chase Lost Voices from Deep Below』
2011年5月7日公開。116分

・『言の葉の庭』
2013年5月31日公開。46分

・『君の名は。 your name.』
2016年8月26日公開。107分

・『天気の子 Weathering With You』
2019年7月19日公開。114分

『言の葉の庭』以外、日本語タイトル以外に英語のサブタイトル(英題ではない)がつているのが面白いですね。最初に作られた『ほしのこえ』は自主制作による作品でした。

いかがですか、興味を引く作品はありましたか。まだ観ていない作品があれば、ぜひ観てみてください。いずれも甲乙つけがたい、完成度の高い作品ばかりです。アニメ好きだけではなく、普段アニメを見ない人の心をも惹きつける新海ワールド。宮崎駿に継ぐ日本を代表するアニメクリエーターとなる人だと思います。新海監督はまだまだ若いので、これからもたくさんの名作を作っていただきたいと思います。大いに期待しています!

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